水郷めぐり　－滋賀県近江八幡市－

wpmaster

7年前

ゆったりした時間が流れる「水郷めぐり」

琵琶湖八景の一つ「春色・安土八幡の水郷」と言われている近江八幡市の「水郷」、そのヨシが群生する水路をゆっくり進む「水郷めぐり」
古くは約400年前、豊臣秀次が宮中の舟遊びに似せ、舟に乗って句を詠み茶会を催したことから始まると言われています。かつて八幡堀から西の湖、水郷、長命寺川を抜けて、多くの船が琵琶湖上を行き来していました。

現在の水郷めぐりは4社が行っております。各社により航路が異なり、昔ながらの手こぎの屋形舟とエンジン船があります。
乗合船（定期船）や6人乗りの貸切船などあり、水郷弁当など船の上で食事も楽しめます。
※乗合船は4月から10月のみ、貸切船は要予約です。

春になると、桜と菜の花のトンネル、水面に浮かぶ花びらが鮮やかに水路を彩ります。水郷めぐりに最適な季節です。夏は鮮やかな緑、秋は紅葉、冬は雪化粧と「水郷めぐり」は、四季それぞれに素晴らしい景色を味わえます。
※冬は貸切船のみです。

また、水郷には水鳥たちも多く集い、ヨシが群生する水路は、自然の営みや恵みを感じることの出来ます。
ヨシは春に芽吹きはじめ、夏になると青々と4ｍ近くに成長し、秋が深まるにつれ葉を落とし黄金色に変化、冬にはヨシ原で刈り取り風景が見られます。また芽吹きを良くするため、3月上旬頃に行われる「ヨシ焼き」は水郷の早春の風物詩となっています。