紫香楽宮跡(しがらきのみやあと)
奈良時代(740年)に聖武天皇が、恭仁京(現在の京都府木津川市加茂地区)に移り、742年(天平14年)には近江国甲賀郡紫香楽村に離宮を造営してしばしば行幸しました。そして恭仁宮の造営を中止して3年後に改めて「紫香楽宮」として首都と定められました。
その後、聖武天皇が「難波京」「平城京」と遷都を繰り返して、わずかな年数しか留まらなかった為に「幻の都」とも言われています。
松林に囲まれた坂道の参道を進んでいくと金堂跡があります。
東大寺とよく似た建物配置になっており、聖武天皇が紫香楽宮で大仏造立をはじめた甲賀寺跡だと考えられています。
甲賀寺跡
紫香楽宮跡へのアクセス情報
〒529-1803
滋賀県甲賀市信楽町信楽町牧・黄瀬
信楽高原鐵道雲井駅から徒歩で15分
新名神高速道路信楽ICから車で10分