琵琶湖疏水の桜
琵琶湖疏水は、京都へと琵琶湖の水を運ぶ明治時代に当時の最高の土木技術を駆使して造営された運河です。疏水(水路)の両岸には、美しい桜が咲いています。
近くの三井寺の桜とともに滋賀県でも人気の高い桜の名所で、夜のライトアップは、幻想的でとても綺麗です。
- 桜の見頃:4月上旬~4月中旬
- 桜の本数:約500~600本
- 桜の種類:ソメイヨシノ、ヤマザクラ
京阪電鉄三井寺駅のすぐ北側を流れる疏水運河。京都への飲料水の供給と灌漑、水運、発電を目的として明治18年(1885)6月2日に着工、約5年の歳月をかけて明治23年(1890)4月に完成しました(第2疏水は明治45年(1912)に完成、全線トンネルで、延長7.4km)。全長11.1km、日本人だけの技術で、資材面などの困難を克服し、明治中期における日本土木技術の確立を示すとともに、天然の湖にはじめて人工的変改を行なったものとして画期的な事業といわれます。
琵琶湖から取り入れられた水は、工事中もっとも困難を極めた長等山トンネルを通って京都市山科区で地上にあらわれ、再びいくつかのトンネルを抜け、京都市左京区の蹴上(けあげ)、そして鴨川、宇治川へと流れていきます。
大津屈指の桜の名所であり、毎年ライトアップもされる。
(滋賀県観光情報ホームページから引用)
琵琶湖疎水の橋には、水利使用者名が京都市になっている「水利使用標識」があります。
琵琶湖疏水へのアクセス
所在地
〒520-0034 滋賀県大津市三井寺町