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珍しい水中花 梅花藻(ばいかも)-滋賀県米原市-

(公開: 2017年07月16日)

米原市醒井(まいばらしさめがい)

滋賀県米原市醒井地区は、近世には中山道の61番目の宿場として栄えました。今も宿場風情を色濃く残す醒井の町には、清らかな湧水が流れています。

梅花藻(バイカモ)

梅花藻はキンポウゲ科の淡水植物で梅の花に似た、白い小さい花を5月中旬~8月下旬まで咲かせる水中花です。
梅花藻と呼ばれるこの水草は、水温14℃前後の清流にしか育たず、全国でも生育場所が限られています。
梅花藻は、滋賀県米原市の地蔵川や醒井養鱒場で見ることができます。

 

珍しい水中花 梅花藻(ばいかも)-滋賀県米原市-

 

梅花藻(ばいかも)-滋賀県米原市-

 

梅花藻(ばいかも)-滋賀県米原市-

 

梅花藻(ばいかも)-滋賀県米原市-

 

地蔵川について

滋賀県米原市の地蔵川は、古くから名水、名石として知られる「醒井の三水四石」のひとつで現在は「平成の名水百選」にも選ばれている「居醒の清水(いさめ)」などから湧き出る清水によってできた川です古代から現代にいたるまで、街道を行き交う旅人の喉を潤し続けてきました。
水温は年間を通じて14℃前後と安定しており、貴重な淡水魚である「ハリヨ」も生息しています。

居醒の清水とは

醒井の加茂神社に湧き出る名水です。古くは、「古事記」や「日本書紀」 にも登場し、日本武尊が熱病に倒れた時、体毒を洗い流した霊水とも伝えられます。
神社の境内脇の石垣の下から湧き出て、旧中山道のほとりを川となって流れるこの水は、近在の西行水、十王水とともに、醒井の人々にとって欠かせない生活の水であり、この宿場を訪れた旅人の疲れを癒したオアシスの水でもあります。
また、平成20年6月には、「平成の名水百選」(環境省)に選ばれています。

居醒の清水 【平成の名水百選/水の郷百選】より引用

 

 

居醒の清水

 

<醒井水の宿駅(梅花藻鑑賞)のアクセス情報>

所在地:米原市醒井・地蔵川周辺
醒井水の宿駅駐車場:約100台

 

電車の場合:JR醒ヶ井駅より徒歩10分
車の場合:米原ICを降りて国道8号線を岐阜・関ヶ原方面へ約5分

 

住所:滋賀県米原市醒井688番地10
TEL:0749-54-8222 
FAX:0749-54-8223
営業時間/AM9:00〜PM5:30

 

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