しがらき火まつり 奉納花火 2017年7月22日(土)
しがらき火祭り 奉納花火
信楽焼きで有名な滋賀県甲賀市信楽の「しがらき火まつり」その最後を飾る奉納花火です。
陶器を焼く際に使う“火”や日常生活で使う“火”、そのほかさまざまな場面で使われる“火”に感謝し、松明を奉納します。
松明奉納の終盤に、花火とともに紫香楽太鼓「炎」が演奏されます。
<しがらき火まつり 奉納花火開催場所>
滋賀県甲賀市信楽町長野
新宮神社~甲賀市信楽地域市民センター(旧信楽支所)~愛宕山周辺
・信楽高原鐵道信楽駅徒歩3分
・新名神高速信楽ICから国道307号経由6km10分
<H29年度 火まつりスケジュール>
タイムスケジュール(予定)
10:30~
陶の火拝受式(紫香楽宮 甲賀寺跡にて)
15:00~18:00
松明奉納の受付(新宮神社にて)
19:00~
元火採火式(新宮神社にて)
19:25~
火まつり式典(新宮神社にて)
19:45~
松明奉納
紫香楽太鼓「炎」演奏(ゴール地点にて)
~22:00 花火奉納
※ 松明奉納行程
約2.6キロメートル50分程度
<しがらき火まつり 奉納花火問い合わせ先>
TEL:0748-82-0873
しがらき火まつりの歴史
信楽は、陶器『 信楽焼 』と銘茶『 朝宮茶 』で有名な町です。
そして、日本六古窯(ろっこよう)の一つとされています。
天平14年 聖武天皇がこの地を都とし、紫香楽(しがらき)の宮を造営しました。のちの平城京(奈良)の大仏は、信楽の「甲賀寺」に建造しようとされていましたが、これは完成にいたりませんでした。その頃から布目瓦と大仏鋳造用のるつぼをこの地で作っていたとの説がありますが、今のところ定かではありません。鎌倉時代より多くの陶器が生産され、江戸時代には「献上茶壺」が製作され陶器産業が発展しました。 その後、茶器・日用雑器・便器・火鉢などが生産されるようになり、現在では植木鉢・タイル・花瓶・傘立て・食器・そして有名な 「信楽狸」などの置物など多種多様な陶製品が生産されています。火まつりは、古くは数百年前、江戸時代以前よりつづくと伝えられ、「 陶器づくりに欠かせない火 」、 「 生活や文化に欠かせない火 」への感謝と火に関わる安全を願って行われてます。
新宮神社から、愛宕山山頂の神社(愛宕・秋葉神社、陶器神社)に松明を奉納します。このまつりは、もともと7月23日に行われていましたが、近年、 7月の第4土曜日に開催されています。松明奉納は、奉納提灯、 沿道の足灯り、イルミネーションなど様々な趣向を凝らした約2.2km(約50分)のルートで行われます。子供から大人まで、毎年700本程度の松明が奉納されます。
終点では、花火を背景に、紫香楽太鼓「炎」が演奏され、奉納者には安全祈願のお札と記念品が渡されます。
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