春の大祭 水口曳山まつり-滋賀県甲賀市水口町-
水口曳山まつり
近江鉄道「水口城南駅」から歩いて約3分「水口神社」で行われる春のお祭りです。
江戸時代中期に町民によって、はじまった祭で県の無形民俗文化財に指定されています。
祭のメインは豪華な曳山です、その中で奏でる力強い水口ばやしが祭を華やかに彩ります。
日程は、毎年決まっています。
「宵宮祭」・・・4月19日
「例大祭」・・・4月20日
宵宮祭
水口神社に神輿が飾られ、各町内では曳山に提灯を飾りつけて宵宮ばやしを奏でます。
例大祭
朝に各町内を出発した曳山と纏田楽(まといでんがく)が、松並木を水口ばやしのリズムにのって巡行し「水口神社」へと入ります。
夕方、曳山は提灯に火を灯して各町内へ戻って行く「帰り山」が行われ祭の幕が閉じられます。
水口ばやし
曳山の中で奏される緩急の変化をつけた勇壮な調べで、「ヤマの囃子」などと称されていたが、戦後になって「水口ばやし」と称するようになりました。江戸の祭囃子の流れを汲む勇壮闊達なリズムは西日本では珍しく、地方色も加味され独特なメロディを奏でています。
楽器は大太鼓、小太鼓、鉦、篠笛の4種で編成されており、町内ごとに囃子(はやし)が微妙に違っています。
曳山(ひきやま)
現存する16基は江戸時代後期から明治時代前期にかけてつくられており、14基が白木山、2基が塗り山です。
社殿建築をおもわせる姿をしています。いずれも宿場町であった旧市街地を構成する「町」で保有しています。
曳山の前での水口ばやし
子ども神輿が神社を練り歩きます。
提灯をともした曳山
夜は、出店がたくさん出ています。
激しいリズムの「水口ばやし」
水口曳山祭りのアクセス情報
<開催地>
水口神社
滋賀県甲賀市水口町宮の前3-14
<アクセス>
近江鉄道/本線 水口城南 徒歩5分
<お問い合わせ>
甲賀市観光協会
TEL:0748-60-2690
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